フィリピン人看護師・介護士、ほんとに来るの?答、フィリピン上院が承認するか否かによります。マスコミではフィリピン人看護師・介護士の来日がすでに決定したかのように報道されることがあります。日本の国会では2006年12月に同条約を承認していますが、実はフィリピン上院が日比EPAを批准(承認)していないため(2008年2月現在)、フィリピン人の看護師・介護福祉士が日本で働けるようになるかどうかはまだわからない、というのが現状です。 既に日本で介護の仕事に就く外国人に出会ったことがあるかもしれませが、彼ら、彼女らの多くは配偶者ビザ等を持ち、「介護福祉士」としてではなく「ホームヘルパー」として働いてらっしゃいます。 フィリピンの人々に就業の機会を与えるのに、なぜフィリピンの議会で承認が遅れているのか、と不思議に思われるかもしれません。しかし、フィリピンの人々は必ずしも日比EPAを歓迎しておらず、当のフィリピン看護師協会も、同条約に断固反対の立場をとっています。 さらに、看護師・介護士受入れのみならず、貿易、投資など多くの分野をカバーする日比EPAは、フィリピンの憲法に違反している、日本の有害なゴミがフィリピンにさらに輸出される、など様々な問題が、憲法学者、環境団体らにより指摘されています。 なお、日比EPAがフィリピン上院により承認された場合、向こう2年間で400人のフィリピン人看護師と600人の(准)介護福祉士(候補生)が日本で働けるようになります。
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